ごりょうかく

五稜郭

日本100名城

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城名	五稜郭
別名	亀田役所土塁,柳野城
所在地	北海道函館市五稜郭町44

五稜郭のご紹介

江戸時代末期に江戸幕府により蝦夷地の箱館（現在の北海道函館市）郊外に建造された稜堡式の城郭である。
同時期に築城された長野県佐久市の龍岡城も稜堡式城郭であり「五稜郭」と呼ばれるが]、単に「五稜郭」といえば函館の城郭とする場合も多い。
築造中は、亀田役所土塁（かめだやくしょどるい）、または亀田御役所土塁（かめだおんやくしょどるい）とも呼ばれた。
元は湿地でネコヤナギが多く生えていた土地であることから、柳野城（やなぎのじょう）の別名を持つ。
1866年（慶応2年）の完成からわずか2年後に幕府が崩壊、短期間箱館府が使用した後、箱館戦争で旧幕府軍に占領され、その本拠となった。
明治に入ると郭内の建物は1棟を除いて解体され、陸軍の練兵場として使用された。
その後、1914年（大正3年）から五稜郭公園として一般開放され、以来、函館市民の憩いの場とともに函館を代表する観光地となっている。
国の特別史跡に指定され、「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産に選定されている。
なお五稜郭は文化庁所管の国有財産であり、函館市が貸与を受け、函館市住宅都市施設公社（指定管理者）が管理している。

城郭構造

稜堡式

天守構造

築城主

江戸幕府

主な城主

主な改修者

築城年

1866年

廃城年

1869年

遺構